「毎月赤字から黒字家計へ!」固定費見直しで月5万円削減した実践レポート

家計管理

家計管理を始めたものの、なかなか貯金が増えない…。そんな悩みを抱えていませんか?

実は、家計改善の最短ルートは「固定費の見直し」なんです。変動費をコツコツ節約するより、固定費を1回見直すだけで、毎月自動的に節約効果が続きます。

今回は、実際に我が家が固定費見直しで月3〜5万円の削減に成功した体験談を、具体的な方法とともにお伝えします。

固定費見直しが家計改善の最短ルート

固定費の見直しは、一度取り組めば毎月自動的に節約効果が続く、家計改善の最も効率的な方法です。

なぜ固定費見直しが効果的なのか

1. 一度の見直しで継続的な効果 食費や日用品費の節約は毎月意識し続ける必要がありますが、固定費は一度見直せば、その後は何もしなくても節約効果が続きます。

2. 削減効果が大きい 月1,000円の食費節約より、月5,000円の通信費削減の方が簡単で確実です。

3. 生活の質を下げずに節約できる 適切な見直しなら、生活の満足度を維持しながら支出を減らせます。

我が家の固定費見直し体験談

きっかけは結婚・出産による家計の一本化

結婚・出産を機に、夫婦の財布を一つにして家計管理を始めました。その時の我が家の状況は:

  • 貯金:ほとんどなし
  • 家計状況:ギリギリかやや赤字
  • 固定費への意識:ほぼゼロ

「このままではまずい!」と思い、まずは毎月確実に出ていく固定費から見直すことにしました。

見直した固定費と削減額

1. 通信費:月8,000円削減

見直し前

  • 夫:大手キャリア(月約8,000円)
  • 私:格安SIM(月約2,000円)

見直し後

  • 夫:格安SIMに変更(月約2,000円)
  • 私:そのまま(月約2,000円)

削減額:月6,000円

夫は最初「格安SIMは不安」と言っていましたが、実際に使ってみると通信速度や品質に全く問題なし。今では逆に「なんでもっと早く変えなかったんだろう」と言っています。

2. サブスクリプション:月3,000円削減

見直し内容

  • 夫婦それぞれが加入していた音楽のサブスク(Spotify等)を整理
  • Amazonプライム1つに統一(家族で共有)
  • 使っていないアプリを見直して解約

削減額:月3,000円

意外と見落としがちなのが、アプリの自動更新。スマホの設定を確認すると、使っていないアプリに月数百円払っていることがありました。

3. 保険:月24,000円削減

見直し前

  • 貯蓄型保険(学資保険代わり):月16,000円
  • 貯蓄型保険(老後の葬儀代):月4,000円
  • 医療保険:月8,000円(夫×2つ、私×1つ)

見直し後

  • 貯蓄型保険:解約(投資で運用に変更)
  • 医療保険:最小限の掛け捨てに変更(夫月2,000円強、私月2,000円弱)

削減額:月24,000円

保険の見直しは最も効果が大きかったですが、知識が必要で時間もかかりました。でも、浮いたお金を投資に回すことで、長期的により大きなリターンが期待できます。

4. 電力会社:月3,000円削減

見直し内容

  • 地域の大手電力会社から新電力会社に変更
  • 使用量や生活パターンに合ったプランを選択

削減額:月3,000円

電力会社の変更は、ネットで簡単に手続きできました。工事も不要で、使用感は全く変わりません。

合計削減額:月36,000円

これの他に、引越し等の住宅に関わる固定費も合わせると、すべての見直しを合わせて、月5万円の固定費削減に成功しました。年間にすると60万円の節約です。

固定費見直しを成功させる5つのステップ

ステップ1:現在の固定費を洗い出す

まずは家計簿やクレジットカードの明細を見て、毎月出ていく固定費をすべて書き出しましょう。

主な固定費項目

  • 住居費(賃貸、住宅ローン)
  • 通信費(スマホ、ネット)
  • 保険料(生命保険、医療保険、自動車保険)
  • サブスクリプション(動画配信、音楽、アプリ)
  • 光熱費
  • その他(ジム、習い事など)

ステップ2:削減効果の大きいものから着手

削減額が大きく、手続きが比較的簡単なものから始めましょう。

おすすめの優先順位

  1. 通信費(格安SIMへの変更)
  2. 不要なサブスクの解約
  3. 電力・ガス会社の変更
  4. 保険の見直し

ステップ3:家族で相談しながら進める

我が家では月1回、家計簿を見ながら夫婦で相談する時間を作っています。

相談のポイント

  • 削減による生活への影響を確認
  • お互いの価値観を尊重
  • 削減できたお金の使い道を決める

ステップ4:一つずつ確実に変更

すべてを一度に変更しようとすると大変なので、一つずつ確実に進めましょう。

変更時の注意点

  • 契約期間や解約手数料を確認
  • サービス内容の変更による影響を事前にチェック
  • 手続き完了まで現在の契約は継続

ステップ5:定期的に見直しを継続

固定費の見直しは一度きりではありません。定期的にチェックして、より良いサービスがないか確認しましょう。

削減できたお金の活用方法

固定費削減で浮いたお金は、以下のように活用しています:

貯金・投資に回す

  • 緊急予備資金の積み立て
  • つみたてNISAでの長期投資
  • 教育費の準備

生活の質向上に使う

  • 家族でのお出かけ費用
  • 子どもの習い事
  • 家族の健康管理(質の良い食事など)

固定費見直しで感じたメリット

1. 家計管理のモチベーションが上がる

月数万円の削減効果を実感できると、「やればできる!」という自信がつき、他の家計改善にも積極的になれます。

2. 夫婦の家計への意識が統一される

見直し作業を一緒に行うことで、家計に対する夫婦の価値観や目標を共有できました。

3. 将来への不安が軽減される

毎月確実に貯金できるようになり、教育費や老後資金への不安が軽くなりました。

まとめ:固定費見直しは家計改善の第一歩

固定費の見直しは、一度の努力で継続的な効果が得られる、最も効率的な家計改善方法です。

今日からできること

  1. 家計簿で固定費を洗い出す
  2. 通信費から見直しを始める
  3. 家族と相談しながら進める

我が家も最初は「面倒だな」と思っていましたが、実際に取り組んでみると思っていたより簡単で、効果も絶大でした。

特に通信費の見直しは、手続きも簡単で効果も大きいので、まずはここから始めてみることをおすすめします。

月3万円の固定費削減ができれば、年36万円の節約。この金額があれば、家族旅行に行ったり、子どもの教育費に充てたり、将来への投資に回したりと、選択肢が大きく広がります。

ぜひ今日から、固定費の見直しを始めてみてくださいね!


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