はじめに
「今よりもっとお金を増やしたい」
そう思ったとき、多くの人が「節約」「副業」「投資」を考えますよね。これらはお金を増やすためにとても有効な手段です。
でも、ちょっと待ってください。
これらを始める前に、まずやるべきことがあるんです。
それが「家計の土台作り」。
私も以前は、周りが「NISA始めたよ」と聞いて焦って始めようとしていました。でも土台がないまま始めても、うまくいかないんですよね。
この記事では、節約・副業・投資を始める前に整えておきたい「お金を増やすための土台」について、実体験をもとにお伝えします。
結論:お金を増やすには「土台作り」が9割
お金を増やすために投資や新NISAに興味を持つのは素晴らしいことです。でも、その前に必ずやっておくべきことがあります。
それは、家計の土台をしっかり整えること。
土台がないまま投資を始めても、
- 何のためにお金を貯めているのかわからなくなる
- 家計が赤字のままで投資に回すお金がない
- ちょっとした出費で投資を取り崩してしまう
こんな状態になってしまうんです。
逆に、土台さえしっかり作れば、無理なく計画的にお金を増やしていけます。そして何より、自分の目標に向かって進んでいる実感が持てるようになります。
土台作りに必要な4つのステップ
- 現状を把握する:今の家計の状態を正確に知る
- 予算を決めて目標を立てる:何のためにお金を貯めるのかを明確にする
- 知識をつけながら、同時に行動する:学びながら実践を繰り返す
- 行動することで新しい疑問が生まれたら、また学ぶ:知識と行動のサイクルを回す
このステップを順番に実践していけば、節約も副業も投資も、迷わず効果的に進められるようになります。
では、なぜ土台が必要なのか。私の失敗談からお話ししますね。
理由:土台がないまま始めた私の失敗談
私が「お金を増やしたい」と思ったきっかけは、周りのママ友が「NISA始めたよ」と話しているのを聞いたからでした。
焦って情報を集めて、「とりあえずやってみよう」と思ったものの、実際には何から手をつけていいのかわからない状態。家計簿はつけていましたが、ただ記録するだけで、見直しもしなければ予算も決めていませんでした。
一番の問題は、「何のためにお金を貯めるのか」が明確じゃなかったこと。
目的も目標もないまま、ただ漠然と「貯めなきゃ」「増やさなきゃ」と思っていただけ。だから気持ちも乗らないし、家計管理もうまくいきませんでした。
でも、ある時気づいたんです。
「子どものため、家族のためって思ってたけど、もっと自分を大切にしてもいいんじゃないかな」
カフェにも行きたいし、好きなコスメも買いたい。美容室だってガマンしたくない。そんな自分の気持ちに正直になってから、家計管理に対するモチベーションが一気に変わりました。
目標や目的を決めることが、家計管理で一番大事なんです。
具体例:土台作りの4つのステップ
では、具体的にどうやって土台を作っていけばいいのか。私が実践した4つのステップをご紹介します。
ステップ1:現状を把握する
まずは、今の家計の状態を正確に知ることから。
- 毎月の収入はいくらか
- 毎月の支出はいくらか(固定費・変動費それぞれ)
- 今ある貯金はいくらか
家計簿をつけているだけでは不十分です。つけた家計簿を見返して、「今、うちの家計はどんな状態なのか」を客観的に把握しましょう。
私も最初は家計簿をつけるだけで満足していましたが、実際に数字を集計してみると、「こんなに使ってたの!?」と驚くことばかりでした。
ステップ2:予算を決めて目標を立てる
現状がわかったら、次は予算と目標を決めます。
ここが土台作りで一番重要なポイントです。
私の場合、こんな目標を立てました:
- 月に1回は好きなカフェでゆっくりする(予算2,000円)
- 3ヶ月に1回は美容室でカラーとトリートメント(予算15,000円)
- 年に1回は家族旅行に行く(予算30~50万円)
「自分のために使うお金」も堂々と予算に組み込んだんです。
目標があると、「このためにやってるんだ」と思えて、節約も苦じゃなくなります。むしろ、目標に近づいている実感が楽しくなってきます。
ステップ3・4:知識をつけながら、同時に行動する
ここが大事なポイントなのですが、知識をつけることと行動することは、別々に進めるのではなく同時進行がおすすめです。
「完璧に勉強してから行動しよう」と思うと、いつまでも行動できずに時間だけが過ぎてしまうんですよね。私も最初はそうでした。
まずは小さく始める
知識をつけながら、できることから少しずつ行動していきましょう。
知識面では:
- 固定費の見直し方
- 予算内でやりくりするコツ
- お金の貯め方・増やし方の基本
本を読んだり、信頼できるブログやSNSで情報収集したり。私は最初、投資の知識を詰め込もうとしていましたが、その前に「家計管理の基本」を学ぶことが大切だと気づきました。
行動面では:
- まずは携帯料金の見直しから始めてみる
- サブスクで使っていないものを解約する
- 1週間だけ予算を決めて買い物してみる
例えば、「固定費見直しの記事を読んだら、その日のうちに携帯ショップに問い合わせてみる」みたいな感じです。
行動すると、また新しい疑問が生まれる
実際に行動してみると、「あれ、これってどうすればいいんだろう?」と新しい疑問が出てきます。そうしたら、またその部分を調べて学ぶ。この繰り返しです。
知識と行動を同時進行で進めることで:
- 学んだことがすぐに実践できて身につく
- 小さな成功体験が積み重なってモチベーションが上がる
- 必要な知識だけを効率よく学べる
私も固定費見直しから始めて、まずは家計を黒字化することに成功しました。完璧を目指さず、「できることから少しずつ」を意識したことが、結果的に良かったんだと思います。
まとめ:土台があれば、お金は自然と増えていく
お金を増やすためには、投資やNISAの知識も大切です。でも、その前に絶対に必要なのが「家計の土台作り」。
土台作りの4つのステップ
- 現状を把握する
- 予算を決めて目標を立てる
- 知識をつけながら、同時に行動する
- 行動することで新しい疑問が生まれたら、また学ぶ
特に大切なのは、「何のためにお金を貯めるのか」という目標を明確にすること。
子どものため、家族のためはもちろん大切。でも、もっと自分を大切にしてもいいんです。好きなカフェに行きたい、コスメも買いたい、美容室もガマンしたくない。そんな気持ちに正直になってください。
自分の「こうなりたい」という想いが明確になれば、家計管理は苦じゃなくなります。むしろ、目標に近づいていく過程が楽しくなります。
まずは土台をしっかり作ること。そうすれば、お金は自然と増えていきますよ。
一緒に、理想の暮らしを叶えていきましょう!
関連記事



コメント